番号割り当てとは、総務省が電気通信事業者に対して電話番号の番号帯を割り当てる制度です。2019 年に施行された電気通信番号制度に基づき、番号の種類ごとに割り当てルールが定められています。事業者は総務大臣に申請し、審査を経て番号帯の指定を受けます。電話番号は有限の公共資源であり、その管理は国の責任で行われています。
割り当ての単位は番号の種類によって異なります。固定電話番号は市外局番・市内局番の組み合わせで 1 万番号単位 (例: 03-1234-XXXX の XXXX 部分 1 万番号) が割り当てられます。携帯電話番号 (090/080/070) も同様に 1 万番号単位で各キャリアに割り当てられます。フリーダイヤル (0120) や IP 電話 (050) も番号帯ごとに事業者への割り当てが行われます。2024 年時点で、携帯電話番号は約 7.4 億番号が指定済みです。
割り当てを受けた事業者は、番号帯の中から個々の利用者に番号を付与します。新規契約時に空き番号から順次割り当てるのが一般的ですが、解約された番号は一定の休止期間を経てリサイクルされます。事業者が割り当てを受けた番号帯のうち、実際に利用者に付与されている割合 (番号利用率) が低い場合、総務省は未使用番号の返還を求めることがあります。
番号枯渇は都市部で深刻な課題です。東京 (03) や大阪 (06) では固定電話番号の空きが減少しており、新規割り当てが困難になっています。携帯電話では 090 番号帯が既に枯渇し、080、070 と順次開放されてきました。将来的には 060 番号帯の開放も議論されています。総務省の「電気通信番号指定状況」データベースで、各番号帯がどの事業者に割り当てられているかを誰でも確認できます。電話番号の構造ガイドで番号体系の全体像を把握できます。