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電話番号リサイクル

でんわばんごうりさいくる

電話番号リサイクルとは、解約された電話番号が一定の休止期間を経た後、別の新規利用者に再割り当てされる仕組みです。電話番号は有限の資源であり、番号枯渇が進む都市部では未使用番号の再利用は避けられません。総務省の電気通信番号計画に基づき、通信事業者が休止・再割り当てを管理しています。

解約した番号が別の人の手に渡るまでの流れ
1. 解約利用者が回線を解約し、番号が通信事業者に返される
この間は誰にも割り当てられない
2. 休止期間固定電話は NTT で約 6 ヶ月、携帯電話は各社おおむね 6 ヶ月〜1 年。ただし番号枯渇が深刻な 090 番号帯では短縮される傾向がある
在庫の薄い番号帯ほど早く戻ってくる
3. 再割り当て新しい利用者に同じ番号が渡り、前の持ち主宛ての電話や SMS が届き始める
休止期間の長さは事業者ごとに異なります。前の持ち主の痕跡が消えきる前に再割り当てされると、そのまま次の持ち主のトラブルになります。

リサイクルされた番号を取得した場合、前の利用者宛ての電話や SMS が届く問題が発生します。特に深刻なのは、前の利用者が各種 Web サービスに登録していた番号の場合です。二段階認証コードが新しい番号の持ち主に届いてしまい、前の利用者のアカウントにアクセスできてしまう可能性があります。逆に、前の利用者が借金を抱えていた場合、債権回収業者からの督促電話が新しい持ち主に繰り返しかかってくるケースもあります。

通信事業者は再割り当てまでの休止期間を設けていますが、その長さは事業者によって異なります。NTT は固定電話で約 6 ヶ月、携帯電話各社は概ね 6 ヶ月〜1 年程度とされています。しかし、番号枯渇が深刻な 090 番号帯では休止期間が短縮される傾向にあり、前の利用者の痕跡が完全に消える前に再割り当てされるリスクが高まっています。

番号を解約する側の対策として、解約前に登録しているすべてのサービスの電話番号を変更しておくことが重要です。銀行、SNS、EC サイト、二段階認証を設定しているサービスは特に優先度が高い項目です。新しい番号を取得した側で前の利用者宛ての着信が続く場合は、通信事業者に相談して番号の変更を依頼できます。番号ポータビリティで番号を維持したまま事業者を変更すれば、リサイクルの問題自体を回避できます。電話番号のプライバシー保護で具体的な対策を確認できます。

立場ごとに起きる問題と取るべき対策
番号を手放す側
  • 起きる問題 - 登録したままのサービスから届く二段階認証コードや通知が、番号を受け取った別人のもとへ流れる
  • 取るべき対策 - 解約前に登録済みサービスの電話番号を変更する。銀行、SNS、EC サイト、二段階認証を設定したサービスから優先する
再割り当てを受けた側
  • 起きる問題 - 前の持ち主宛ての電話や SMS が届く。前の持ち主に借金があった場合は債権回収業者からの督促電話が繰り返しかかる
  • 取るべき対策 - 着信が続くなら通信事業者に相談し、番号の変更を依頼する
事業者を変えるだけなら番号ポータビリティで番号を持ち越せるため、リサイクルに伴う問題そのものを避けられます。
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