テレフォンカード (テレカ) は、公衆電話で通話するためのプリペイド式カードです。NTT が 1982 年に発売し、1990 年代には年間 5 億枚以上が販売される大ヒット商品でした。アイドルやアニメのデザインが人気を集め、コレクターズアイテムとしても流通しました。
テレフォンカードには 50 度数 (500 円) と 105 度数 (1,050 円) の 2 種類があります。1 度数で市内通話約 1 分に相当します。カードを公衆電話に挿入すると、通話時間に応じて度数が減っていき、残り度数がゼロになると通話が切れます。
携帯電話の普及により公衆電話の台数は激減し、テレフォンカードの販売も大幅に減少しました。しかし、災害時に携帯電話がつながりにくくなる状況では、公衆電話が重要な通信手段になります。公衆電話は災害時に通話制限の対象外となるため、優先的につながります。テレフォンカードを 1 枚持ち歩いておくと、いざというときに役立ちます。
未使用のテレフォンカードは NTT の窓口で通話料金に充当できます。また、金券ショップで額面の 50〜80% 程度で売買されています。使い切れないカードがあれば、こうした方法で活用できます。