LTE (Long Term Evolution) は、第 4 世代 (4G) の携帯電話通信規格です。3G と比べて通信速度が大幅に向上し、下り最大 150Mbps〜1Gbps (理論値) の高速データ通信を実現しています。2010 年にドコモが日本初の LTE サービス「Xi (クロッシィ)」を開始し、現在は日本の携帯電話通信の主力規格となっています。
LTE の音声通話は VoLTE (Voice over LTE) で行われます。3G 時代は音声通話に回線交換方式を使っていましたが、VoLTE は音声をパケットとして LTE 回線上で伝送します。これにより、通話開始までの時間が 3G の約 7 秒から約 1〜2 秒に短縮され、音質も HD Voice 対応で大幅に向上しました。
LTE は複数の周波数帯 (バンド) を使用しています。Band 1 (2.1GHz)、Band 3 (1.8GHz)、Band 8 (900MHz) などがあり、キャリアごとに使用するバンドが異なります。SIM フリー端末を購入する際は、利用するキャリアのバンドに対応しているか確認が必要です。
5G の普及が進んでいますが、5G のエリアはまだ限定的で、多くの場面で LTE にフォールバック (切り替え) して通信しています。LTE は今後も 5G を補完する重要な通信基盤として長期間運用される見込みです。携帯番号の 090・080・070 の違いも参考にしてください。