音声通話とは、電話回線やインターネット回線を通じて、リアルタイムに音声で会話する通信方式です。電話の最も基本的な機能であり、固定電話、携帯電話、VoIP (IP 電話)、ビデオ通話の音声部分など、すべての電話サービスの根幹をなしています。
音声通話の技術は大きく 2 つに分かれます。従来の回線交換方式は、通話中に専用回線を確保して音声信号を伝送します。一方、パケット通信方式 (VoIP) は、音声をデジタルデータに変換し、パケットとしてインターネット経由で送受信します。現在の 4G/5G 携帯電話は VoLTE (Voice over LTE) により、パケット方式で音声通話を行っています。
携帯電話の料金プランでは、「音声通話 SIM」と「データ SIM」が区別されています。音声通話 SIM は電話番号が付与され、通常の電話発着信が可能です。データ SIM はデータ通信のみで、電話番号による通話はできません (LINE 通話などのアプリ通話は可能)。MVNO では音声通話 SIM の方が月額数百円高い設定が一般的です。
音声通話の品質はコーデック (音声圧縮技術) に依存します。HD Voice (AMR-WB) は従来の音声コーデックより広い周波数帯域を使い、よりクリアな音質を実現しています。LINE 通話と電話の違いで音声通話の種類と品質の比較を解説しています。