ビデオ通話とは、音声に加えてカメラ映像をリアルタイムで送受信する通話方式です。スマートフォンのフロントカメラとインターネット回線を使い、相手の顔を見ながら会話できます。Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、FaceTime、LINE ビデオ通話などのサービスが広く利用されています。
ビデオ通話の技術的な基盤はVoIP (Voice over IP) です。音声と映像をデジタルデータに変換し、インターネット経由で送受信します。通話品質は回線速度に依存し、一般的に 1 対 1 のビデオ通話には下り 1.5Mbps 以上、グループ通話には 3Mbps 以上が推奨されます。Wi-Fi 環境での利用が安定しますが、4G/5G 回線でも十分な品質で通話できます。
2020 年のコロナ禍でビデオ通話の利用は爆発的に増加しました。テレワーク、オンライン診療、オンライン授業、遠方の家族との面会など、対面が困難な場面でビデオ通話が代替手段として定着しました。総務省の調査では、2020 年以降にビデオ通話を初めて利用した人の約 7 割が「今後も継続して使いたい」と回答しています。
ビデオ通話のセキュリティ面では、暗号化の有無が重要です。Zoom は 2020 年にエンドツーエンド暗号化を導入し、FaceTime は当初から E2EE を採用しています。業務で機密情報を扱う場合は、E2EE 対応のサービスを選択してください。LINE 通話と電話の違いも参考になります。