着信拒否とは
着信拒否は、特定の電話番号からの着信を自動的にブロックする機能です。設定した番号からの電話は鳴らなくなり、相手には「おかけになった電話番号への通話はお繋ぎできません」などのガイダンスが流れます (キャリアや設定により異なります)。
迷惑電話や営業電話がしつこい場合、着信拒否に設定すれば二度とその番号からの着信に悩まされることはありません。スマホの標準機能だけで設定でき、追加料金もかかりません。
着信拒否する">iPhone で特定の番号を着信拒否する
着信履歴からブロックする方法
- 「電話」アプリを開く
- 「履歴」タブをタップ
- ブロックしたい番号の右にある「i」(情報) ボタンをタップ
- 画面を下にスクロールして「この発信者を着信拒否」をタップ
- 「連絡先を着信拒否」をタップして確定
この操作は 10 秒もかかりません。迷惑電話を受けたら、その場ですぐにブロックする習慣をつけましょう。
設定アプリからブロックする方法
- 「設定」→「電話」→「着信拒否した連絡先」を開く
- 「新規追加」をタップ
- 連絡先一覧からブロックしたい相手を選択
この方法は、連絡先に登録済みの番号をブロックする場合に便利です。着信履歴に残っていない番号をブロックしたい場合は、先にその番号を連絡先に登録してからこの手順でブロックします。
iPhone のブロック件数に上限はある?
iPhone の着信拒否リストに登録できる件数に上限はありません。何百件でも登録可能です。ただし、迷惑電話業者は複数の番号を使い分けるため、個別にブロックするだけでは追いつかない場合もあります。その場合は後述の「知らない番号の一括拒否」機能を活用しましょう。
Android で特定の番号を着信拒否する
着信履歴からブロックする方法
- 「電話」アプリを開く
- 「履歴」タブをタップ
- ブロックしたい番号を長押し
- 「番号をブロック」(または「ブロックして迷惑電話として報告」) をタップ
機種やメーカーによって表示が異なる場合があります。Samsung の場合は「番号をブロック/迷惑電話として報告」、Google Pixel の場合は「ブロック」と表示されます。AQUOS や Xperia では「着信拒否リストに追加」という表現の場合もあります。
迷惑電話フィルター">Google 電話アプリの迷惑電話フィルター
Google の電話アプリ (Google Pixel に標準搭載、他の Android 端末にもインストール可能) には、迷惑電話の自動判定機能があります。「設定」→「迷惑電話」→「迷惑電話のフィルタリング」を有効にすると、既知の迷惑番号からの着信時に「迷惑電話の疑い」という警告が表示されます。迷惑電話フィルターを活用すれば、個別にブロックする手間を大幅に減らせます。
知らない番号を一括で拒否する
特定の番号ではなく、連絡先に登録されていない番号をまとめて拒否する方法もあります。迷惑電話が頻繁にかかってくる場合に特に有効です。
iPhone の場合
- 「設定」→「電話」を開く
- 「不明な発信者を消音」をオンにする
連絡先に登録されていない番号からの着信が自動的に消音され、留守番電話に転送されます。着信履歴には残るので、後から確認できます。Siri の学習機能により、最近メールや SMS でやり取りした番号は消音されずに着信します。
Android の場合
- 「電話」アプリを開く
- 右上のメニュー (3 つの点) → 「設定」
- 「ブロック中の電話番号」→「不明な発信者をブロック」をオンにする
Samsung 端末では「電話」アプリ→「設定」→「番号指定拒否」→「不明/非公開の番号をブロック」で設定できます。
着信拒否すると相手にはどう聞こえる?
着信拒否された相手に聞こえる内容は、キャリアや設定によって異なります。
- iPhone (標準機能): 呼び出し音が 1 回鳴った後、留守番電話に転送される
- ドコモ: 「おかけになった電話番号への通話はお繋ぎできません」
- au: 「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」
- ソフトバンク: 「こちらはソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話はお客さまのお申し出によりお繋ぎできません」
相手に「着信拒否されている」と明確にわかるかどうかはケースバイケースです。iPhone の標準機能では留守電に転送されるだけなので、相手には「出なかった」ように見えます。キャリアのサービスではガイダンスが流れるため、拒否されていることが伝わる場合があります。詳しくは着信拒否すると相手にはどう聞こえるかをご覧ください。
着信拒否の注意点
番号を変えてかけてくる場合
迷惑電話の業者は複数の番号を持っていることが多く、1 つの番号をブロックしても別の番号からかけてくることがあります。その場合は「知らない番号の一括拒否」機能を使うか、キャリアの迷惑電話対策サービスを利用しましょう。着信拒否を回避するために番号を変えてくる業者には、データベースベースの自動ブロックが効果的です。
大事な電話もブロックされる可能性
「知らない番号の一括拒否」を設定すると、病院や学校など連絡先に登録していない番号からの電話もブロックされます。大事な電話を待っているときは、一時的にオフにすることも検討してください。宅配便の配達員からの電話もブロックされるため、荷物の到着を待っているときは注意が必要です。
SMS もブロックされる
iPhone では、着信拒否に登録した番号からの SMS (ショートメッセージ) もブロックされます。Android でも同様です。SMS で重要な連絡が来る可能性がある番号は、着信拒否に登録する前に確認しましょう。
キャリアの迷惑電話対策サービス
スマホの設定だけでは対処しきれない場合、キャリアが提供する迷惑電話対策サービスも活用できます。
- ドコモ: 「あんしんセキュリティ」(月額 220 円) - 迷惑電話の自動判定・警告
- au: 「迷惑メッセージ・電話ブロック」(月額 330 円) - データベースに基づく自動ブロック
- ソフトバンク: 「迷惑電話ブロック」(月額 330 円) - 迷惑電話の自動判定・ブロック
これらのサービスは、迷惑電話のデータベースと照合して自動的に警告やブロックを行うため、個別に番号を登録する手間が省けます。回線レベルでブロックするため、スマホのバッテリー消費にも影響しません。迷惑電話が頻繁にかかってくる人は、月額数百円の投資で大幅にストレスを軽減できます。
着信拒否以外の対策も組み合わせよう
着信拒否は迷惑電話対策の基本ですが、それだけでは不十分な場合もあります。以下の対策を組み合わせると、より効果的です。
- 迷惑電話対策アプリの導入: 着信時に「営業電話の可能性」「詐欺の報告あり」などの警告を表示してくれます
- 知らない番号には出ない: 留守電に回して、正当な用件ならメッセージが残ります
- 番号を検索してから折り返す: 不在着信があったら、折り返す前に当サイトで番号を検索しましょう
- 営業電話には「今後電話しないでください」と伝える: 特定商取引法により、断った後の再勧誘は禁止されています
まとめ
迷惑電話は着信拒否で対処できます。まずは着信履歴からその番号をブロック。それでも別の番号からかかってくる場合は「知らない番号の一括拒否」やキャリアのサービスを活用しましょう。複数の対策を組み合わせることで、迷惑電話の着信を大幅に減らせます。