着信拒否とは、特定の電話番号や非通知からの着信を自動的にブロックし、電話が鳴らないようにする機能です。迷惑電話やセールス電話への最も基本的な対策として、スマートフォンにも固定電話にも搭載されています。
スマートフォンでの着信拒否は、端末の標準機能で設定できます。iPhone では着信履歴から番号を選んで「この発信者を着信拒否」をタップ、Android では「ブロック」を選択するだけです。拒否された相手には話し中の音 (ビジートーン) が流れるか、そのまま切断されます。着信拒否した番号からのSMS も同時にブロックされるのが一般的です。
固定電話では、NTT の「迷惑電話おことわりサービス」(月額 660 円) が代表的です。迷惑電話を受けた直後にダイヤル操作で番号を登録すると、次回からその番号には「この電話はお受けできません」という自動音声が流れます。最大 30 件まで登録可能です。キャリアのサービスを使わなくても、迷惑電話防止機能付きの電話機を購入する方法もあります。
非通知着信の一括拒否も有効な対策です。NTT のナンバーリクエストを利用すると、非通知の相手に「番号を通知してからおかけ直しください」と自動応答します。正当な用件であれば番号を通知してかけ直してくるため、迷惑電話だけを効率的に排除できます。
ただし、着信拒否には限界もあります。相手が番号を変えてかけてくる場合や、発信者番号偽装を使っている場合は、個別の番号登録では対応しきれません。そのような場合は迷惑電話フィルターアプリの導入や、警察への相談を検討しましょう。