特殊番号とは、特定のサービスに割り当てられた短い電話番号です。1〜3 桁の番号が多く、緊急通報番号 (110/119/118) のほか、日常生活で役立つさまざまな情報サービスや相談窓口に接続できます。正式には「特番」とも呼ばれ、総務省の電気通信番号計画で管理されています。
特殊番号は用途別に体系化されています。緊急通報系は 110 (警察)、119 (消防・救急)、118 (海上保安庁)。情報サービス系は 104 (番号案内)、117 (時報)、177 (天気予報)。災害関連は 171 (災害用伝言ダイヤル)。通信サービス系は 115 (電報)、116 (NTT 各種手続き)。# で始まる相談ダイヤルとして #9110 (警察相談)、#7119 (救急安心センター)、#8000 (小児救急電話相談)、188 (消費者ホットライン) があります。
料金体系は番号によって異なるため注意が必要です。緊急通報 (110/119/118) は無料ですが、104 (番号案内) は 1 件あたり約 66〜165 円の有料サービスです。177 (天気予報) も通話料がかかります。インターネットの電話番号検索サービスや天気アプリを使えば同等の情報を無料で得られるため、コスト面ではデジタルサービスの方が有利です。ただし、災害時にインターネットが不通になった場合は、電話回線経由の特殊番号が唯一の情報源になることもあります。
# で始まる相談ダイヤルは、緊急通報と使い分けることが重要です。「救急車を呼ぶべきか迷う」場合は 119 ではなく #7119 に、「犯罪被害ではないが不安がある」場合は 110 ではなく #9110 に電話します。適切な使い分けにより、緊急通報回線の混雑を防ぎ、本当に緊急な通報が迅速に処理される環境を維持できます。電話番号の構造ガイドで番号体系を体系的に学べます。