PSTN (Public Switched Telephone Network) とは、従来のアナログ方式の公衆交換電話網です。銅線ケーブルを使って音声信号を伝送する仕組みで、100 年以上にわたり電話通信の基盤として機能してきました。電話交換機と中継回線で構成されるネットワークです。
VoIP との根本的な違いは通信方式です。PSTN は回線交換方式 (通話中は専用の回線を占有)、VoIP はパケット交換方式 (データを小さなパケットに分割して送信) を採用しています。回線交換方式は通話品質が安定する反面、回線の利用効率が低いという特徴があります。
日本では NTT が 2024 年 1 月に PSTN から IP 網への移行を開始しました。利用者にとって電話番号や使い方は変わりませんが、ISDN のデータ通信など一部のサービスが終了しています。ひかり電話への移行を検討している方は、ひかり電話移行ガイドを参考にしてください。