通信速度とは、ネットワーク上でデータを送受信する速さを表す指標で、bps (bits per second / ビット毎秒) の単位で測定されます。1Mbps は 1 秒間に約 100 万ビット、1Gbps は約 10 億ビットのデータを転送できることを意味します。「下り速度」(ダウンロード) と「上り速度」(アップロード) があり、一般的に下り速度の方が高速です。
通信速度は電話サービスの品質に直結します。VoIP 通話には最低 100kbps 程度、ビデオ通話には 1.5Mbps 以上が必要です。速度が不足すると、音声の途切れ、映像のカクつき、遅延 (ラグ) が発生します。5G は理論上最大 20Gbps の速度を実現し、4G の約 20 倍の高速通信が可能です。
MVNO (格安 SIM) では、昼 12 時台や夕方 18 時台の混雑時間帯に通信速度が低下しやすい傾向があります。これは大手キャリアから借りている回線の帯域に限りがあるためです。通話品質を重視する場合は、混雑時でも速度が安定している大手キャリアや、通話専用の回線を持つサービスを選ぶのが安心です。
通信速度を測定するには、Speedtest (Ookla) や Fast.com (Netflix) などの無料サービスが利用できます。測定結果は時間帯や場所によって大きく変動するため、複数回・複数時間帯で測定することをお勧めします。VoIP の基礎知識で通信速度と通話品質の関係を詳しく解説しています。