電話予約で聞かれること
お店に予約の電話をすると、だいたい以下のことを聞かれます。事前にメモしておけば慌てません。
- 日時 (何月何日の何時)
- 人数
- 名前
- 電話番号
- コースやメニューの希望 (聞かれない場合もある)
これだけ見ると簡単そうですが、いざ電話をかけるとなると「何から言えばいいんだろう」と頭が真っ白になることがあります。特に初めてのお店だと、相手がどんなテンションで出るかもわからないので余計に緊張しますよね。でも安心してください。お店の人は毎日何十件も予約の電話を受けているプロです。こちらが多少たどたどしくても、ちゃんとリードしてくれます。大切なのは、上の 5 つの情報をあらかじめメモに書いておくことです。メモさえあれば、聞かれたことに順番に答えるだけで予約は完了します。
電話をかける前の準備
電話をかける前に、以下の準備をしておくとスムーズです。
- 候補の日時を 2〜3 パターン用意する: 第一希望が埋まっていた場合にすぐ代替案を出せます。「○日がダメなら△日でも大丈夫です」と言えると、お店の人も助かります
- お店の電話番号を確認する: 食べログやホットペッパーなどのグルメサイト、または公式サイトに載っています。固定電話の番号が書いてあることが多いですが、最近は携帯番号のお店もあります
- 営業時間を確認する: ランチとディナーの間 (14 時〜17 時ごろ) は仕込み中で電話に出られないお店もあります。開店直後や閉店間際も忙しいので避けましょう。ベストなタイミングは開店の 30 分〜1 時間前です
- 静かな場所で電話する: 駅のホームや繁華街の路上だと、お互いの声が聞き取りにくくなります。電話マナーの基本として、静かな場所を選ぶのは大切なポイントです
飲食店の予約 - そのまま使えるセリフ
電話をかける
「すみません、予約をお願いしたいのですが」
これが最初の一言です。この一言さえ言えれば、あとはお店の人が「何日ですか?」「何名様ですか?」と質問してくれるので、それに答えていくだけです。
日時を伝える
「○月○日の○時からお願いしたいのですが、空いていますか?」
曜日も一緒に言うと間違いが減ります。「3 月 15 日、土曜日の 19 時から」のように伝えましょう。
人数を伝える
「○名でお願いします」
人数が変わる可能性がある場合は「4 名の予定ですが、もしかしたら 5 名になるかもしれません」と伝えておくと親切です。
名前と電話番号を伝える
「名前は○○です。電話番号は 090-○○○○-○○○○ です」
名前は漢字の読みが難しい場合、「田中の田に中です」のように説明を加えると確実です。電話番号はゆっくり、区切りながら伝えましょう。
確認する
「○月○日の○時、○名で○○の名前ですね。ありがとうございます」
お店の人が復唱してくれることが多いので、内容が合っているか確認しましょう。もし間違いがあれば、この時点で訂正すれば大丈夫です。
電話を切る
「よろしくお願いします。失礼します」
電話を切るときは、相手が先に切るのを少し待つのがマナーです。電話マナーの基本として覚えておくと、予約以外の場面でも役立ちます。ガチャッとすぐ切ると印象が悪くなることがあります。
美容院の予約
美容院の場合は、メニュー (カット、カラーなど) と担当者の希望も聞かれます。
「カットの予約をお願いしたいのですが」
「担当は○○さんでお願いできますか?」(初めてなら「特に希望はありません」で OK)
美容院では施術内容によって所要時間が変わるため、「カットとカラーをお願いしたいのですが」のようにメニューを先に伝えると、お店側が時間枠を確保しやすくなります。初めてのお店なら「初めてなのですが」と一言添えると、カウンセリングの時間も考慮してくれます。
予約を変更・キャンセルするとき
変更
「○月○日に予約している○○ですが、日時を変更したいのですが」
変更の場合も、新しい希望日時を 2〜3 パターン用意しておくとスムーズです。
キャンセル
「○月○日に予約している○○ですが、申し訳ありませんがキャンセルをお願いしたいのですが」
キャンセルはできるだけ早めに連絡しましょう。当日キャンセルはキャンセル料がかかる場合があります。特にコース料理を予約している場合や、忘年会シーズンなどの繁忙期は、2〜3 日前からキャンセル料が発生するお店もあります。無断キャンセル (ノーショー) は絶対にやめましょう。お店に大きな損害を与えるだけでなく、今後そのお店を利用しづらくなります。
電話予約 vs ネット予約
最近はネット予約ができるお店も増えています。電話が苦手ならネット予約を活用しましょう。ただし、以下の場合は電話予約が必要です。
- ネット予約に対応していないお店
- 特別なリクエストがある場合 (アレルギー対応、席の希望など)
- 大人数の予約
- 当日の予約 (ネット予約は前日までの場合が多い)
ネット予約は便利ですが、細かい要望を伝えるのには向いていません。「窓際の席がいい」「誕生日ケーキを用意してほしい」「車椅子で行くのでバリアフリーか確認したい」といったリクエストは、電話で直接伝えたほうが確実です。
電話予約が不安な人へ
「電話が苦手」「緊張して声が震える」という人は、電話恐怖症の傾向があるかもしれません。電話が怖い人のための克服ガイドも参考にしてみてください。実は若い世代を中心に、電話に苦手意識を持つ人は増えています。でも、予約の電話は会話のパターンがほぼ決まっているので、一度経験すれば「こんなに簡単だったんだ」と感じるはずです。
どうしても不安なら、最初は家族や友達に練習相手になってもらうのも手です。セリフをメモに書いて、それを読み上げる練習を 2〜3 回やるだけで、本番の緊張はかなり和らぎます。お店の人は予約を受けるのが仕事なので、こちらが緊張していても嫌な顔はしません。勇気を出して電話してみましょう。
予約電話でよくある失敗と対処法
予約の電話でありがちな失敗パターンと、その対処法を紹介します。
- お店の名前を間違えた: 「すみません、間違えました」と素直に謝れば大丈夫です。系列店が複数あるお店では起こりがちなミスです
- 希望の日時が埋まっていた: 「他の日時で空いているところはありますか?」と聞けば、お店の人が候補を出してくれます
- 電話番号を言い間違えた: 「すみません、今の番号を訂正させてください」と言えば問題ありません。留守番電話につながった場合は、名前・日時・人数・電話番号をメッセージに残しましょう。留守番電話の設定ガイドも参考にしてください
- 予約できたか不安になった: 予約完了後にお店から確認の SMS やメールが届くこともあります。届かない場合は、前日に確認の電話を入れると安心です
まとめ
電話予約は「日時・人数・名前・電話番号」を伝えるだけです。メモを用意して、セリフを決めておけば緊張しません。最初の一言「予約をお願いしたいのですが」さえ言えれば、あとはお店の人がリードしてくれます。電話が苦手でも、1 回やってみれば「意外と簡単だった」と思えるはずです。