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時報

じほう

時報は、「117」に電話すると正確な時刻を音声で知らせてくれる NTT のサービスです。「午前 10 時 30 分 20 秒をお知らせします。ピッ、ピッ、ピッ、ポーン」という形式で、10 秒ごとに時刻がアナウンスされます。最後の「ポーン」が読み上げた時刻の到来点で、アナログ時計の秒針を合わせるときはこの音を基準にします。時刻は日本標準時 (JST) に準拠しています。

時報サービスは 1955 年に始まり、70 年以上続いています。かつては時計の時刻合わせに広く使われ、年末年始やテレビ番組の開始前に 117 へ掛ける人が多くいました。利用料金は通話時間に応じた通話料で、携帯電話からも掛けられます。無料の番号ではないため、掛けっぱなしにすると通話料が積み上がる点は覚えておくとよいでしょう。

スマートフォンの普及により、時報の利用は大きく減りました。スマートフォンは NTP (Network Time Protocol) でインターネット経由で時刻を自動同期するため、手動で合わせる必要がありません。それでも 2026 年時点でも、インターネットにつながらない環境や、電波時計でないアナログ時計・壁掛け時計の時刻合わせには 117 が役に立ちます。

117 は 2026 年時点でも提供が続いており、113 (故障受付) と並んで電話網の基本サービスとして残っている 3 桁番号です。一方で役目を終えた番号もあります。177 (天気予報) は 2025 年 3 月 31 日に、104 (番号案内) は 2026 年 3 月 31 日に終了しました。消えた電話番号の歴史で廃止されたサービス番号を振り返ることができます。

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