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プリペイド SIM

ぷりぺいどしむ

プリペイド SIM は、事前に料金を支払い、一定期間または一定のデータ容量だけ利用できるSIM カードです。月額の継続契約ではなく、使い切った時点で終わり、商品によっては追加入金して使い続けられます。旅行者や短期滞在者、連絡用のサブ回線に向いています。

日本では、空港の自動販売機やコンビニ、家電量販店で購入できます。訪日外国人向けにはデータ通信専用の SIM が主流で、利用期間は数日から 1 か月程度、価格は 2026 年時点で数千円までの範囲が中心です。データ容量は利用期間とセットで決まっているため、動画をよく見る人は容量を基準に、連絡手段だけ確保したい人は期間を基準に選ぶと無駄が出ません。音声通話ができる回線を契約する場合は、携帯電話不正利用防止法により、氏名・住居・生年月日の確認を受ける必要があります。この確認は、事業者に代わって販売店などの媒介業者が行うことも同法で認められています。

選ぶ前に確かめたいのは、できないことの範囲です。データ通信専用の SIM や、050 番号を使う通話アプリでは、緊急通報 (110 番・119 番) ができません。SMS の送受信に対応していない SIM もあり、その場合は宿泊予約や決済サービスの登録で届くワンタイムパスワードを受け取れません。利用期間が決まっている商品では、期限を過ぎると容量が残っていても使えなくなるため、滞在日程から逆算して期間を選びます。

犯罪利用の観点では、契約者と実際の使用者が異なる回線が特殊詐欺の「飛ばし携帯」として使われることがあります。短期間で使い切る前提の回線は、身元の追跡を避けたい側にとって都合がよいためです。携帯電話不正利用防止法は、契約時の本人確認に加えて、名義変更を伴って回線や SIM を他人へ引き継ぐときの本人確認も事業者に義務づけています。電話番号のプライバシー管理も参考にしてください。

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