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LTE

えるてぃーいー

LTE (Long Term Evolution) は、第 4 世代 (4G) の携帯電話通信規格です。3G と比べて通信速度が大幅に向上し、規格上の下り最大速度は 150Mbps 級から、複数の周波数帯をまとめて使う拡張で 1Gbps 級に達します。ただしこれは電波状況と回線の空きが理想的な場合の理論値であり、実際に出る速度は同じ基地局を共有する人数や建物の影響を受けて理論値を大きく下回ります。2010 年にドコモが日本初の LTE サービス「Xi (クロッシィ)」を開始し、以降はデータ通信の土台として全国へ広がりました。

LTE の音声通話は VoLTE (Voice over LTE) で行われます。3G 時代は音声通話に回線交換方式を使っていましたが、VoLTE は音声をパケットとして LTE 回線上で伝送します。これにより発信してから呼び出しが始まるまでの待ち時間が短くなり、HD Voice に対応した端末同士であれば音質も広い帯域に切り替わります。

LTE は複数の周波数帯 (バンド) を使用しています。Band 1 (2.1GHz)、Band 3 (1.8GHz)、Band 8 (900MHz) などがあり、キャリアごとに使用するバンドが異なります。SIM フリー端末を購入する際は、利用するキャリアのバンドに対応しているか確認が必要です。対応していないバンドがあると、その電波で運用されている場所だけつながらない、あるいは速度が出ないという形で差が出ます。

5G のエリアは広がっていますが、2026 年時点では 5G だけで通信が完結する場面は限られ、多くの場合は LTE にフォールバック (切り替え) して通信しています。LTE は 5G を補完する通信基盤として広く運用が続いています。携帯番号の 090・080・070 の違いも参考にしてください。

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