光回線とは、光ファイバーケーブルを使ってデータを伝送する通信回線です。電気信号を光信号に変換して送受信するため、従来の銅線 (メタル回線) と比べて圧倒的に高速・大容量・低遅延の通信が可能です。日本では NTT 東日本・西日本の「フレッツ光」が最大手で、最大通信速度 1Gbps〜10Gbps のサービスを提供しています。
電話との関連では、光回線を使った電話サービス「ひかり電話」が重要です。従来のアナログ電話回線の基本料金が月額約 1,870 円なのに対し、ひかり電話は月額約 550 円と大幅に安く、通話料も全国一律 8.8 円/3 分と割安です。音声品質もアナログ回線と同等以上で、ナンバー・ディスプレイなどの付加サービスも利用できます。
光回線の弱点は停電時に使えなくなることです。アナログ回線は電話局からの給電で停電時も通話可能でしたが、光回線は自宅の ONU (光回線終端装置) に電源が必要なため、停電すると電話もインターネットも使えなくなります。災害対策として、携帯電話や公衆電話をバックアップ手段として確保しておくことが重要です。
NTT は 2024 年から従来のアナログ交換機を IP 網に移行する「PSTN マイグレーション」を進めており、将来的にはすべての固定電話が IP ベースになります。ただし利用者側の電話番号や電話機はそのまま使えます。ひかり電話への移行ガイドや固定電話の解約判断も参考にしてください。