留守番電話とは、電話に出られない場合に発信者の音声メッセージを録音するサービスです。固定電話では電話機本体の録音機能として使うのが一般的で、携帯電話では通信事業者がネットワーク側で録音するサービスとして用意していることが多いです。
携帯電話の留守番電話サービスは、端末の電源が切れている場合や圏外の場合でもネットワーク側でメッセージを録音できる点が、固定電話の留守番機能との大きな違いです。録音されたメッセージは自分から専用の番号に発信して聞く方式が一般的で、NTT ドコモの留守番電話サービスでは 1417 に発信して再生します。預かったメッセージは一定時間で自動的に消去され、ドコモの場合は 72 時間、録音は 1 件あたり最長 3 分 / 20 件までです (2026 年 8 月時点)。保存される時間や件数はキャリアや契約内容によって異なるため、自分の契約を確かめておくと取りこぼしを防げます。
料金の扱いはキャリアや契約プランで分かれ、申込みが必要な月額オプションになっている場合と、プランに含まれている場合があります。NTT ドコモの留守番電話サービスは申込みが必要で、月額使用料は 330 円 (税込) です (2026 年 8 月時点)。メッセージを聞くときは自分から発信する方式のため、月額料金だけでなく再生時の通話料の扱いもあわせて確認しておくとよいでしょう。
留守番電話の代わりに、着信を SMS で通知する「着信お知らせサービス」(無料) を利用する人も 2010 年代以降増えました。また、iPhone の ビジュアルボイスメールのように、メッセージを一覧表示して選択再生できる機能や、音声をテキストに自動変換する機能も登場しています。迷惑電話対策としては、留守番電話に切り替わるまでの呼び出し時間を短く設定し、相手にメッセージを残させることで発信元の意図を確認する使い方が有効です。振り込め詐欺のような電話は声が記録されることを避ける傾向があるとされ、留守番電話に切り替われば、出るかどうかをこちらが選べるうえ、相手が用件を残せばその音声が手元に残ります。知らない番号はいったん留守番電話で受け、残ったメッセージを聞いてから折り返すかどうかを決める運用にしておくと、家族の間でも対応をそろえやすくなります。非通知電話の対処法も参考になります。