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振り込め詐欺

ふりこめさぎ

振り込め詐欺とは、電話を使って被害者に嘘の話を信じ込ませ、金銭を振り込ませる詐欺の総称です。警察庁の統計では「特殊詐欺」という名称で集計されており、手口別の区分は改定を重ねてきました。2019 年 (令和元年) の統計資料では主な区分としてオレオレ詐欺・架空請求詐欺・融資保証金詐欺・還付金等詐欺・キャッシュカード詐欺盗が並び、2024 年 (令和 6 年) の統計資料ではオレオレ詐欺・預貯金詐欺・キャッシュカード詐欺盗・架空料金請求詐欺・還付金詐欺が主な区分になっています (いずれの年も残余の区分があります)。名称も「架空請求詐欺」から「架空料金請求詐欺」へ、「還付金等詐欺」から「還付金詐欺」へと変わっています。

複数の犯人が警察官・銀行員・弁護士などを演じ分けて被害者を追い込む「劇場型」の手口、キャッシュカードを直接受け取りに来る「受け子」型、電子マネーやプリペイドカードで支払わせる手口など、振り込み以外の受け渡し方法も使われます。キャッシュカード詐欺盗が統計の手口区分に加わったのは 2018 年 (平成 30 年) 分からです。音声クローン技術で家族の声を模倣するケースや、発信者番号偽装で銀行の番号を表示させるケースも報告されています。

警察庁の統計では、2024 年 (令和 6 年) の特殊詐欺の認知件数は 21,043 件、被害額は 718.8 億円でした。65 歳以上の高齢者の被害は 13,738 件で、法人被害を除いた総認知件数に占める割合は 65.4% (前年比 -13.0 ポイント) です。被害者をだます手段として犯行の最初に使われたツールは電話が 79.0% で、メール・メッセージ (10.0%)、ポップアップ表示 (8.8%)、はがき・封書等 (2.2%) を大きく上回っています。

被害を防ぐための具体的な対策として、電話でお金の話が出たら一度切って家族に相談する、ATM で還付金の手続きはできないことを知っておく、留守番電話を常時オンにして知らない番号には直接出ない、ナンバー・ディスプレイで発信元を確認する、不審な電話は警察相談ダイヤル (#9110) に相談するなどが有効です。家族間で合言葉を決めておくことも、音声クローン詐欺への有効な防衛策です。振り込め詐欺の防止策で具体的な対処法を確認できます。

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