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着信課金番号

ちゃくしんかきんばんごう

着信課金番号とは、通話料金を発信者ではなく着信側 (企業など) が負担する電話番号の総称です。日本では 0120 と 0800 で始まる番号が使われ、フリーダイヤル (0120) が代表的です。英語圏では Toll-Free Number と呼ばれます。顧客が通話料を気にせず問い合わせできるため、カスタマーサポートや注文受付の窓口として広く利用されています。

0120 と 0800 の違いは、まず番号の桁数です。0120 は「フリーダイヤル」(NTT ドコモビジネス、旧 NTT コミュニケーションズのサービス名) に代表される 10 桁の番号 (0120-XXX-XXX) で、0800 は 11 桁 (0800-XXX-XXXX) です。0800 は携帯電話番号と桁数が同じなので、見慣れないと携帯からの着信と勘違いされることがありますが、0800 も発信者に通話料はかかりません。番号の残り具合には差があり、総務省が公表している電気通信番号の指定状況を見ると、0120 は割り当て可能な範囲のほとんどが事業者へ指定済みで (2024 年 6 月時点)、新たに取得できる余地はごくわずかです。0800 は指定済みが 1 割に満たないため (2025 年 12 月時点)、新しく着信課金番号を用意するなら余裕があるのは 0800 側です。

混同されやすいのが ナビダイヤル (0570) です。ナビダイヤルは着信課金番号ではなく、通話料は発信者が負担します。しかも携帯電話の無料通話分やかけ放題プランの対象外であるため、発信者にとっては割高になるケースが多い番号です。先頭の 4 桁で料金負担の向きが決まるので、0120 と 0800 は発信者無料、0570 は発信者負担と対で覚えておくと、かける前に迷いません。

企業が着信課金番号を導入する際のコスト構造は、月額基本料 + 着信ごとの通話料で、金額は事業者・契約内容によって異なります。通話料は着信 1 件ごとに積み上がるため、問い合わせが多い窓口ほど月々の費用が読みにくくなります。導入するかどうかは、発信者の通話料を自社で負担してでも問い合わせのハードルを下げたいかという整理になります。語呂合わせ番号を組み合わせた番号は覚えやすく、広告や商品パッケージに載せる問い合わせ先として選ばれることがあります。フリーダイヤルのビジネス活用で導入効果を、フリーダイヤルとナビダイヤルの比較で料金体系の違いを確認できます。

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