0120 番号は、フリーダイヤルとして知られる着信課金番号です。発信者は通話料無料で電話でき、通話料は着信側 (企業) が負担します。番号は 0120 に続く 6 桁を加えた合計 10 桁です (例: 0120-XXX-XXX)。「フリーダイヤル」という呼び名は NTT コミュニケーションズの登録商標で、0120 番号は他の通信事業者からも「フリーコール」などのサービス名で提供されています。
0120 番号は企業の顧客対応窓口として広く普及しています。カスタマーサポート、注文受付、資料請求、クレーム対応など、顧客に通話料の負担をかけずに電話してもらうことで、問い合わせのハードルを下げる効果があります。テレビ CM で「お電話は 0120-XXX-XXX まで」と案内されるのは、この仕組みを活用したものです。
注意点として、携帯電話から 0120 番号にかけられない場合があります。携帯電話からの通話は着信側の負担が大きいため、携帯電話からの着信を受け付けない設定にしている企業があり、その場合は「この番号へはおかけになれません」というガイダンスが流れます。つながらないときは、企業の Web サイトに載っている一般の電話番号 (03 や 06 などで始まる番号) や、案内されている別の窓口番号からかけ直します。案内先が0570 番号(ナビダイヤル) の場合は発信者が通話料を負担し、携帯電話のかけ放題の対象にもならないため、通話時間に気をつけてください。
0120 番号と似たサービスとして、0800 番号があります。0800 番号も着信課金ですが、0120 番号が足りなくなったことに対応して導入されました。0120 は 6 桁部分の組み合わせが 100 万通りしかなく、総務省の番号指定状況では 2024 年 6 月時点で約 99 万番号が指定済みで、空きはほとんど残っていません。0800 は 0800 に 7 桁を加えた 11 桁で番号空間が広く、希望に近い番号を取りやすい点が違いです。
0120 番号は企業が取得する番号ですが、営業目的の電話に使われることもあります。知らない 0120 番号から着信があったときは、すぐに折り返さず発信元を確かめると安心です。0120 と 0800 の違いやフリーダイヤルとナビダイヤルの違い、フリーダイヤルのビジネスメリットも参考にしてください。