番号計画とは、電話番号の体系 (桁数、構造、用途) と割り当てルールを定めた計画です。日本では総務省が「電気通信番号計画」として管理しており、市外局番の割り当て、携帯電話番号の払い出し、0120・0570 などの特殊番号の管理を行っています。
日本の電話番号は「0 + 市外局番 + 市内局番 + 加入者番号」の構造で、固定電話は 10 桁、携帯電話は 11 桁 (090/080/070 + 8 桁) です。この体系は ITU-T (国際電気通信連合) の勧告 E.164 に準拠しており、国際電話では国番号「+81」に続けて先頭の 0 を除いた番号をダイヤルします。
番号の不足は深刻な課題です。携帯電話番号は 090 番号帯だけでは足りなくなり、080 番号帯 (2002 年〜)、070 番号帯 (2013 年〜) が順次開放されてきました。総務省の電気通信番号指定状況では、2026 年時点で 090・080 番号帯は割り当て可能な番号を使い切っており、070 番号帯も 9 割超が事業者へ割り当て済みです。この逼迫を受けて総務省は 2024 年 12 月に電気通信番号計画を変更し、060 番号帯を携帯電話用に追加しました (当初 2026 年 7 月以降の提供開始予定が延期され、2026 年 8 月時点では開始前)。0120 番号も番号帯をほぼ使い切っており、その代替として 0800 番号帯が導入されました。
番号計画は社会の変化に応じて更新されます。MNP (番号ポータビリティ) の導入、050 番号の新設、PSTN マイグレーションに伴う番号体系の見直しなど、通信環境の変化に対応し続けています。電話番号の構造ガイドや電話番号の桁数の歴史も参考にしてください。