ボイスメールは、電話に出られないときに発信者の音声メッセージを録音・保存し、後から再生できるサービスです。従来の留守番電話が電話機本体にメッセージを録音するのに対し、ボイスメールは通信事業者のサーバーにメッセージを保存するため、端末の電源が切れていても録音が可能です。
日本の主要キャリアはボイスメールサービスを提供しています。ドコモの「留守番電話サービス」(月額 330 円)、au の「お留守番サービス EX」(月額 330 円)、ソフトバンクの「留守番電話プラス」(月額 330 円) などです。iPhone の「ビジュアルボイスメール」は、メッセージの一覧を画面で確認し、聞きたいものだけを選んで再生できる機能で、従来の順番に聞く方式より格段に便利です。
ボイスメールは特殊詐欺対策としても有効です。知らない番号からの着信をボイスメールに転送することで、詐欺電話に直接出るリスクを回避できます。正当な用件であればメッセージが残るため、折り返しの判断材料になります。警察庁も「知らない番号には出ずに留守番電話で対応する」ことを推奨しています。
近年はボイスメールの音声をテキストに自動変換する「ボイスメール文字起こし」機能も普及しています。iPhone の iOS 17 以降や Google Pixel の「通話スクリーニング」がこの機能を搭載しており、音声を聞かなくてもメッセージの内容を確認できます。留守番電話の設定ガイドも参考にしてください。