リダイヤルとは、直前にかけた電話番号にワンタッチで再発信する電話機の機能です。相手が話し中 (ビジートーン) だった場合や、応答がなかった場合に、番号を入力し直さずに再度発信できます。固定電話では「リダイヤル」ボタン、スマートフォンでは発信履歴から直前の番号をタップすることで利用します。
リダイヤル機能の歴史は古く、プッシュホンの時代から搭載されていました。黒電話 (ダイヤル式) にはリダイヤル機能がなく、毎回ダイヤルを回す必要がありました。電子式の電話機になって初めて、直前の番号をメモリに記憶してワンタッチで再発信する機能が実現しました。
自動リダイヤル (オートリダイヤル) は、相手が話し中の場合に一定間隔で自動的に再発信を繰り返す機能です。チケット予約や人気店の電話予約など、回線が混雑する場面で便利ですが、過度な自動リダイヤルは相手の回線を圧迫するため、マナーとして注意が必要です。
スマートフォンでは、リダイヤルの概念は「発信履歴」(着信履歴) に統合されています。直前の番号だけでなく、過去の発信・着信履歴から任意の番号に再発信できます。不審な番号からの着信があった場合、安易にリダイヤルせず、まず番号を検索して発信元を確認することが特殊詐欺対策として重要です。