レイテンシとは、データが送信元から受信先に到達するまでの遅延時間です。電話通信では、話した声が相手に届くまでの時間差として体感されます。
ITU-T の勧告 G.114 では、片道 150ms 以下であれば快適な通話が可能とされています。150〜400ms では会話のテンポにやや違和感が生じ、400ms を超えると会話が困難になります。
VoIP 通話のレイテンシは、コーデックの処理時間、ネットワークの伝送遅延、ジッタバッファの蓄積時間などの合計で決まります。国際通話では物理的な距離による伝送遅延が加わるため、衛星回線では 600ms 以上になることもあります。VoIP 導入時はQoS 設定でレイテンシを最小化することが重要です。