ガラケーは「ガラパゴス携帯」の略で、スマートフォンが普及する前に日本で主流だった携帯電話の通称です。折りたたみ式のデザインが特徴的で、テンキー (数字ボタン) で操作します。日本の携帯電話は世界標準とは異なる独自の進化を遂げたため、ガラパゴス諸島の固有種になぞらえて「ガラパゴス携帯」と呼ばれるようになりました。
ガラケーは 2000 年代に全盛期を迎え、おサイフケータイ (モバイル決済)、ワンセグ (テレビ視聴)、赤外線通信 (連絡先交換) など、当時としては先進的な機能を搭載していました。これらの機能は後にスマートフォンにも取り入れられています。
現在もガラケーを使い続けている人は一定数います。理由としては、通話とメールだけで十分、バッテリーが長持ちする (1 週間以上持つ機種もある)、月額料金が安い、物理ボタンのほうが操作しやすい、などが挙げられます。特に高齢者の利用が多く、シンプルな操作性が支持されています。
ただし、3G 回線の停波が進んでおり、古いガラケーは順次使えなくなっています。ドコモは 2026 年 3 月、au は 2022 年 3 月、ソフトバンクは 2024 年 4 月に 3G サービスを終了しました。4G 対応のガラケー (「ガラホ」と呼ばれる) に買い替えるか、スマートフォンへの移行が必要です。