内線とは、企業や組織の内部でPBX (構内交換機) を通じて接続される電話回線です。各デスクや部署に割り当てられた内線番号 (通常 3〜5 桁) をダイヤルするだけで社内の相手と通話でき、外線を経由しないため通話料は無料です。「内線 2345 をお願いします」といった取り次ぎは、日本のオフィスで日常的に行われています。
内線の主要機能には、内線同士の無料通話、外線からの着信を別の内線に転送する「転送」、通話中の電話を一時保留して別の内線で応答する「パーク保留」、不在の同僚宛ての着信を自分の電話で取る「ピックアップ」、複数の内線で同時に通話する「会議通話」などがあります。
近年はクラウド PBX の普及により、内線の概念が大きく変わっています。従来は物理的なオフィス内に限られていた内線が、スマートフォンアプリを通じて自宅や外出先からも利用可能になりました。リモートワーク中でも会社の代表番号で発着信でき、内線転送も通常通り機能します。
内線番号の設計は企業の電話運用の基盤です。一般的に、部署ごとに番号帯を割り当て (例: 営業部 1xxx、総務部 2xxx)、代表番号への着信はIVR で部署を選択させてから該当の内線グループに振り分けます。職場での迷惑電話対応やビジネス電話番号ガイドも参考にしてください。