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国番号

くにばんごう

国番号 (Country Code) とは、国際電話をかける際に相手国を識別するための番号です。ITU (国際電気通信連合) が各国・地域に割り当てており、日本の国番号は +81 です。E.164 形式では +81 の後に市外局番の先頭 0 を省略した番号を続けます (例: 03-1234-5678 → +81-3-1234-5678)。携帯電話も同じ規則で、090-1234-5678 は +81-90-1234-5678 と表記します。先頭 0 を残したまま登録すると、電話がつながらなかったり認証 SMS が届かなかったりすることがあるため、この 0 の扱いが実務で最もつまずきやすい点です。

国番号は地域ごとにゾーン分けされています。ゾーン 1 は北米 (アメリカ・カナダ: +1)、ゾーン 2 は主にアフリカ (+2xx)、ゾーン 3〜4 はヨーロッパ (イギリス: +44、フランス: +33、ドイツ: +49)、ゾーン 5 は中南米 (ブラジル: +55)、ゾーン 6 は東南アジア・オセアニア (オーストラリア: +61)、ゾーン 7 はロシアなど (+7)、ゾーン 8 は東アジア (中国: +86、韓国: +82、日本: +81)、ゾーン 9 は西アジア・南アジア (インド: +91) です。桁数は 1〜3 桁で、先頭の 1 桁がゾーンを表します。+1 や +7 のようにゾーン番号がそのまま国番号になっている場合もあり、+1 は北米の複数の国・地域が、+7 もロシアなど複数の国が共有しています。つまり国番号だけで発信元の国を一意に特定できるとは限りません。

迷惑電話対策の観点では、見知らぬ国番号からの着信はワン切り詐欺の可能性があります。特に注意したいのはゾーン 2 のアフリカ諸国 (ギニア +224、シエラレオネ +232、リベリア +231 など) とゾーン 6 の太平洋諸島 (ナウル +674、ツバル +688 など) からの着信で、これらの国番号が使われた例が報告されています。国際通話の料金配分を悪用した手口 (International Revenue Share Fraud、IRSF) の仕組みはワン切り詐欺の項で解説しています。折り返すと国際通話料を請求されるため、海外に知人や取引先がいないのであれば、+ で始まる見知らぬ番号には折り返さないのが安全です。

日本の +81 を使う場面は、海外から日本に電話をかける場合と、電話番号を国際形式で登録する場合です。Web サービスの会員登録で電話番号を入力する際、国際形式 (+81) を求められることがあります。入力欄によってハイフンの有無や + の扱いが異なり、国番号を選ぶ欄と番号欄が分かれている場合は番号側に先頭 0 を残さないよう注意します。電話番号表記のルールを理解しておくと、国内形式と国際形式の変換がスムーズです。日本の国番号ガイドで +81 の使い方を、国際電話詐欺の手口で不審な着信への対処法を確認できます。

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