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国際電話

こくさいでんわ

国際電話とは、異なる国の間で行われる電話通話です。日本から発信する場合、国際電話識別番号 010 + 国番号 + 相手の電話番号 (先頭の 0 を省略) をダイヤルします。たとえばアメリカ (国番号 1) のニューヨーク 212-555-1234 にかける場合は 010-1-212-555-1234 です。携帯電話からは「+」を長押しして国番号から入力する方法も使えます。先頭の 0 を省略し忘れると相手につながらないため、この 0 の扱いが実務で最もつまずきやすい点です。

料金体系は通話手段によって大きく異なります。従来の電話回線経由 (NTT、KDDI、ソフトバンクの国際電話サービス) では、単価が仕向地ごとに設定されており、同じ 1 分でも相手国によって金額が変わります。単価は改定されるため、かける前に契約している事業者の料金表で相手国の単価を確認しておくと、想定外の請求を避けられます。携帯電話のかけ放題プランは国内通話を対象としたものが多く、国際通話が含まれるかは契約内容によって異なります。対象外の契約で気付かずにかけ続けると、請求額が想定を大きく超えることがあります。一方、LINE や WhatsApp などの VoIP サービスは音声をインターネット経由で運ぶため、国際電話網の通話料はかからず、代わりにデータ通信量を消費します。相手も同じアプリを使っている必要がある点と、音質が通信環境に左右される点が制約です。

国際電話に関連する詐欺にも注意が必要です。ワン切り詐欺の国際版では、1 コールだけ鳴らして切断し、着信履歴からの折り返しを誘導します。アフリカや太平洋諸島の国番号が使われた例が報告されています。折り返すと国際通話料を請求される有料番号に接続される仕組みで、短い通話でも国内通話とは桁の違う金額になり得ます。海外に知人や取引先がいないのであれば、+ で始まる見知らぬ番号には折り返さないのが安全です。また、発信者番号偽装により、国内の番号に見せかけた国際電話もあるため、表示番号だけで安全と判断するのは危険です。

日本への着信 (海外から日本にかける場合) は、日本の国番号 +81 に続けて、先頭の 0 を省略した番号をダイヤルします (例: 03-1234-5678 → +81-3-1234-5678)。E.164 形式で番号を管理しておくと、国際通話時の番号変換がスムーズです。国際電話詐欺の手口で報告された手口の傾向を、日本の国番号ガイドで発着信の詳細を確認できます。

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