基本料金とは、電話回線を維持するために毎月支払う固定費用です。通話をしなくても発生する料金で、回線の種類やプランによって金額が異なります。固定電話でこれに当たるのが、NTT 加入電話 (アナログ回線) の回線使用料です。2026 年 8 月時点では東日本・西日本とも同額で、税込で住宅用が月額 1,980〜2,090 円、事務用が月額 2,970〜3,080 円です。金額に幅があるのは、収容局の規模で決まる級局区分と、プッシュ回線かダイヤル回線かで料金が変わるためで、プッシュ回線の 3 級局なら住宅用 2,090 円、事務用 3,080 円が目安になります。光回線のひかり電話は月額 550 円で、加入電話の 3 分の 1 以下に収まります。
携帯電話の基本料金は、2026 年時点の公表プランで、大手キャリアの標準プランが月額 4,000〜8,000 円程度、MVNO (格安 SIM) が月額 1,000〜3,000 円程度です。2021 年には ahamo、povo、LINEMO などのオンライン専用低価格プランも登場しました。povo は基本料金 0 円という画期的な料金体系で、必要な機能だけを「トッピング」として追加購入する仕組みです。
固定電話の基本料金を節約する方法として、アナログ回線からひかり電話への乗り換え (住宅用なら月額 1,430〜1,540 円の削減)、ソフトバンクの「おうちのでんわ」(月額 1,078 円、対象サービスとのセット割適用で 550 円) への切り替え、使用頻度が低ければ固定電話の解約を検討するなどがあります。
注意すべきは、基本料金以外にかかる費用です。ナンバー・ディスプレイ (月額 440 円)、留守番電話サービス (月額 330 円)、転送電話 (月額 550 円) などのオプションサービスは、いずれも税込で別途かかります。契約時に不要なオプションが付いていないか確認し、定期的に見直すことで通信費を最適化できます。