中継回線 (トランク回線) とは、電話交換機間を接続する大容量の通信回線です。市内通話、市外通話、国際通話のそれぞれで、交換機間のデータ伝送を担います。電話網の「大動脈」にあたる存在です。
中継回線の容量は、同時に処理できる通話数を決定します。年末年始やイベント時に「電話が混み合っています」というメッセージが流れるのは、中継回線の容量を超える通話が集中した場合です。東日本大震災の際には、被災地への通話が集中し、最大 90% の発信規制がかけられました。
光ファイバーの普及により中継回線の大容量化が進み、通話品質の向上と通信コストの低減が実現しています。PSTN から IP 網への移行後は、パケットベースの中継に転換されつつあります。電話番号の構造で電話網の全体像を把握できます。