短縮ダイヤル (スピードダイヤル) とは、よく使う電話番号を 1〜2 桁の短い番号に登録し、素早く発信できる機能です。固定電話機やビジネスフォンで広く利用されてきた機能で、緊急連絡先や頻繁にかける取引先への発信を効率化します。
固定電話やビジネスフォンでは、電話機本体に 10〜100 件程度の短縮番号を登録できます。たとえば「01」を押すだけで本社代表番号に発信する、といった使い方です。PBX に接続されたビジネスフォンでは、システム共通の短縮番号 (全端末で共有) と個別の短縮番号 (端末ごとに設定) を使い分けられます。
スマートフォンでは連絡先のお気に入り登録やウィジェットが短縮ダイヤルの役割を果たしています。iPhone では「よく使う項目」に登録した連絡先をワンタップで発信でき、Android ではホーム画面にダイレクトダイヤルウィジェットを配置して同様の操作が可能です。
高齢者向けの簡単スマホやシニア向け固定電話では、物理的なワンタッチボタンに家族や緊急連絡先を登録できる機種があります。ボタンに写真や名前のラベルを貼り付けられるタイプもあり、操作に不慣れな方でも迷わず発信できます。緊急時の素早い連絡手段として、高齢の家族がいる世帯では設定しておくと安心です。