マナーモードとは、携帯電話の着信音・通知音・アラーム音を消音し、バイブレーション (振動) のみで通知する設定です。電車内、会議中、映画館、病院など、音を出すことが周囲の迷惑になる場面で使用します。「マナーモード」は和製英語で、英語圏では「Silent Mode」「Vibrate Mode」と呼ばれます。
日本でマナーモードが定着した背景には、公共空間での携帯電話マナーに対する社会的な意識の高さがあります。1999 年に JR 東日本が電車内での携帯電話使用自粛を呼びかけたのを皮切りに、「電車内ではマナーモードに」という文化が急速に広まりました。現在でも電車のアナウンスで「携帯電話はマナーモードに設定の上、通話はご遠慮ください」と案内されています。
iPhone では「サイレントスイッチ」(本体側面の物理スイッチ) でマナーモードに切り替えられます。Android では音量ボタンの長押しや設定メニューから切り替えます。さらに音を完全に消す「サイレントモード」や、特定の連絡先からの着信のみ許可する「おやすみモード」(Do Not Disturb) など、より細かい制御も可能です。
マナーモードの注意点として、緊急地震速報やJアラートなどの緊急速報はマナーモード中でも強制的に音が鳴る仕様になっています。これは命に関わる情報を確実に届けるための設計です。電話マナーの基本も参考にしてください。