着信拒否とは、特定の電話番号や条件に合致する着信を自動的にブロックする機能です。迷惑電話対策として最も基本的で即効性のある手段の一つで、端末側 / 通信事業者側 / アプリの 3 つのレベルで設定できます。
スマートフォンの端末設定では、着信履歴や連絡先から特定の番号を個別にブロックできます。iPhone でも Android でも、選んだ番号をブロックする操作が電話アプリ側に用意されています (項目名や配置は機種と OS のバージョンによって異なります)。ブロックした番号からの着信は鳴動せず、発信者には話中音またはアナウンスが流れます。
通信事業者のサービスとしては、ドコモの「迷惑電話ストップサービス」、au の「迷惑電話撃退サービス」、ソフトバンクの「ナンバーブロック」があります。無料で使えるかどうか、登録できる件数の上限、申し込みの要否は事業者と契約プランによって異なるため、契約先の案内で確認してください。端末の設定と異なり、ネットワーク側でブロックするため、端末の電源が切れていても有効です。
固定電話では、NTT 東日本 / 西日本の「迷惑電話おことわりサービス」が利用できます。直前にかかってきた番号を登録すると、次回以降は着信を受けられないことを伝えるメッセージを自動再生して切断します。ひかり電話では同種の機能が「迷惑電話おことわりリスト」として提供されており、NTT 東日本のオプション料金は 1 リストあたり月額 220 円 (税込 / 2026 年 8 月時点) です。登録できる件数の上限は契約している回線やサービスによって異なるため、申し込み前に契約先の案内で確認してください。また、電話機本体に着信拒否機能を搭載した機種も多く、ナンバー・ディスプレイと組み合わせて非通知や登録外番号を一括拒否する設定も可能です。
サードパーティの迷惑電話フィルターアプリ (Whoscall、電話帳ナビなど) を使うと、迷惑電話の疑いがある番号を着信時に知らせたり、条件に合う着信を自動で拒否したりできます。提供される機能の範囲はアプリや契約プランによって異なります。迷惑電話の撃退法で、着信拒否の設定手順や通報先を確認できます。