SMS (Short Message Service) とは、電話番号を宛先として短いテキストメッセージを送受信するサービスです。1992 年に世界初の SMS が送信されて以来、携帯電話の標準機能として世界中で利用されています。1 通あたり全角 70 文字 (半角 160 文字) が基本ですが、現在は連結送信により全角 670 文字まで送信可能です。
SMS の最大の特徴は、アプリのインストールが不要で、電話番号さえわかれば送信できる点です。この到達性の高さから、本人確認 (二段階認証) のワンタイムパスワード送信、金融機関の取引通知、宅配便の配達通知、予約リマインダーなど、企業からの重要な通知手段として広く採用されています。
送信料金はキャリアによって異なりますが、国内 SMS は 1 通 3〜33 円程度 (文字数による従量制) です。受信は無料です。LINE などのメッセージアプリと異なり、データ通信ではなく電話回線を使うため、インターネット接続がなくても送受信できます。
一方で、SMS を悪用したスミッシング詐欺が急増しています。金融機関や宅配業者を装い、「お届け物があります」「口座が制限されています」といった偽メッセージで不正サイトに誘導する手口です。正規の企業が SMS でパスワードや口座情報の入力を求めることはないため、リンクを安易にタップしないことが重要です。スミッシング対策ガイドで最新の手口と対策を確認できます。